外部ストレージ・システム用の VLAN の構成
iSCSI 接続を使用する特定のストレージ・システムを構成する前に、オプションで VLAN タグ付けを構成して使用することができます。
システムは、外部ストレージとして使用されるシステムへのイーサネット接続をサポートします。外部ストレージ・システム用に構成されている IP アドレスの VLAN タグ付けがサポートされています。システムと外部ストレージ・システムが互いにアクセスするには、システム上のノードのポートと外部ストレージ・システム上のポートに対して同じ VLAN ID が構成されている必要があります。さらに、あらゆる接続問題を回避するために、イーサネット・ネットワーク上に VLAN 設定を構成する必要があります。3 つ以上のポートが使用可能な場合は、iSCSI ホスト、リモート・コピー、およびストレージ・システムにそれぞれ異なるポートを構成してください。
管理 GUI を使用する場合
ストレージ・システム上で VLAN タグを構成するには、以下の手順を実行します。
- ストレージ・システム上で、イーサネット接続に使用するポートに VLAN を構成します。この手順を実行するには、適切なストレージの資料を参照してください。
- すべての仲介スイッチについて、ポートの接続ごとに VLAN タグを使用してスイッチを構成します。この手順を実行するには、適切なスイッチの資料を参照してください。
- VLAN タグを構成するポートがストレージ・システム接続に使用されていることを確認します。 管理 GUI で、を選択します。選択したポートの「ストレージ・ポート」列に「使用可能」が表示されていることを確認します。 「使用不可」が表示される場合は、ポートを右クリックして「ストレージ・ポートの変更」を選択し、そのポートをストレージ・システムへの iSCSI 接続に使用可能にしてください。
- 以下の手順を実行し、適切な VLAN タグを使用してシステムのポートを構成します。
- 外部ストレージ接続用に構成されているノード・ポートを右クリックして、「VLAN の変更」を選択します。VLAN の有効化を選択します。
- VLAN タグを入力し、フェイルオーバー・ポートに同じ VLAN タグを使用するかどうかを選択します。フェイルオーバー・ポートに同じ VLAN タグが存在しない場合、ホストはボリュームにアクセスできなくなる可能性があります。アクセス不能とならないようにするには、フェイルオーバー・ポートに同じ VLAN タグを使用することを選択します。
- 「変更」をクリックする。
- ストレージ仮想化用に VLAN 設定を構成した後、システムからストレージへのトラフィックに対して PFC を設定していることを確認します。注: 同じポートを異なるタイプのトラフィック用に共有している場合は、PFC および Enhanced Transmission Selection (ETS) の設定を構成する必要があります。ストレージ仮想化に対する PFC 設定について詳しくは、優先順位フロー制御の構成を参照してください。
コマンド・ライン・インターフェース (CLI) の使用
cfgportip コマンドは、各ノードの Internet Small Computer System Interface (iSCSI) 入出力 (I/O) 用イーサネット・ポートにインターネット・プロトコル (IP) アドレスを割り当てるために使用します。このコマンドは、ノードの指定したイーサネット・ポートに IPv4 または IPv6 いずれかのアドレスを割り当てます。 以下の CLI 例は、VLAN を有効にするための iSCSI ポートの変更方法を示しています。
- そのストレージ・システムで、iSCSI 接続に使用されているポートに対して VLAN を構成します。このステップを実行するには、適切なストレージの資料を参照してください。
- すべての仲介スイッチで、ポートの接続ごとに VLAN タグを使用してスイッチを構成します。 この手順を実行するには、適切なスイッチの資料を参照してください。
- この VLAN 構成で優先順位フロー制御 (PFC) を使用する場合は、PFC 対応スイッチで以下の手順を実行します。
- スイッチで、優先度タグを iSCSI に設定します。
- スイッチで、PFC を iSCSI 優先度タグ用に有効にします。
- スイッチで、Data Center Bridging Exchange (DCBx) を有効にします。DCBx は、スイッチおよびアダプター・ポートを使用可能にして、トラフィック・クラスや PFC 機能を表すパラメーターを交換します。ステップについて詳しくは、スイッチに関する資料を参照してください。
- IPv4 タイプ IP と一緒に VLAN を構成するには、次のコマンドを入力します。
ここで、IP は、ノード 1 のポート 1 で VLAN 100 上に構成されます。svctask cfgportip -node 1 -ip 192.168.48.145 -gw 192.168.48.1 -mask 255.255.255.0 -vlan 100 1 - IPv6 タイプ IP と一緒に VLAN を構成するには、次のコマンドを入力します。
ここで、IPv6 は、ノード 1 ポート 1 の VLAN 1063 上に構成されます。cfgportip -node 1 -ip_6 2001:db8::1:0:0:101 -prefix_6 64 -gw_6 2001:db8::1:0:0:1 -vlan_6 1063 1 - 既に構成済みの IPv4 IP 上で VLAN を構成または変更するには、次のコマンドを入力します。
cfgportip -node 1 -vlan 120 1 - 既に構成済みの IPv6 IP 上で VLAN を構成または変更するには、次のコマンドを入力します。
cfgportip -node 1 -vlan_6 160 1 - 構成済みの IPv4 IP から VLAN を除去するには、次のコマンドを入力します。
cfgportip -node 1 -novlan 1 - 構成済みの IPv6 IP から VLAN を除去するには、次のコマンドを入力します。
cfgportip -node 1 -novlan_6 1