rmmdiskgrp
rmmdiskgrp コマンドを使用すると、ストレージ・プールが削除され、リカバリーできなくなります。
構文
パラメーター
- -force
- (オプション) すべてのボリュームとホスト・マッピングを削除することを指定します。
このパラメーターを使用すると、ストレージ・プール内のすべての管理対象ディスクとストレージ・プール自体が削除されます。要確認:
- ボリュームを含んでいる子プールを削除するには、-force を指定する必要があります。
- -force は、子プールを持つ親プールの削除には指定できません。
注: 以下の場合、MDisk グループの削除に -force を使用するとコマンドは失敗します。- その MDisk グループ内のいずれかの VDisk が複数の MDisk グループ (削除対象のもの以外) 間でミラーリングされている。
- VDisk ミラーのいずれかが同期されていない。
- 同期コピーを削除しようとした。同期コピーのみを削除する場合は、-force を使用する必要があります。それ以外の場合、その VDisk に別の同期コピーがあれば -force の使用は不要です。
- 非同期コピーがデータ削減プール内のシン・プロビジョニング・コピーまたは圧縮コピーである。
注: -force パラメーターを使用して、ボリューム保護が非アクティブになっているストレージ・プールを削除するときに、そのストレージ・プールに、ボリューム保護がアクティブになっているストレージ・プール内の非同期コピーを持つミラーリングされたボリュームが含まれていると、ボリューム保護はこれらのボリュームに適用されます。強制削除の一環として、非同期コピーは、ボリューム保護がアクティブになっているストレージ・プールから削除されます。 定義されているボリューム保護期間内に、これらのミラーリングされたボリュームにホスト入出力が送信されていると、コマンドは失敗します。 - mdisk_group_id | mdisk_group_name
- (必須) 削除するストレージ・プールの ID または名前を指定します。注: 子プールを持つ親プールを削除することはできません。まず、子プールを削除する必要があります。
説明
重要: コマンドを発行する前に、すべてのマッピング情報を削除してもよいかどうかを確認してください。ボリュームに含まれているデータは、ストレージ・プールを削除した後にリカバリーすることができません。
rmmdiskgrp コマンドは、指定されたストレージ・プールを削除します。このストレージ・プールから作成されたボリュームが存在する場合、またはストレージ・プール内に管理対象ディスクが存在する場合は、-force パラメーターを必ず指定する必要があります。このパラメーターがないと、コマンドは失敗します。
注: このコマンドは、関連のすべてのストレージ・プール・スロットルも除去します。
ストレージ・プールを削除することは、基本的に、システムまたはシステムの一部を削除することと同じです。ストレージ・プールは、仮想化の制御の中心点であるからです。ボリュームはストレージ・プール内の利用可能なエクステントを使用して作成され、ボリューム・エクステントと管理対象ディスク・エクステント間のマッピングは、ストレージ・プールに基づいて制御されます。
このコマンドは、指定されたストレージ・プール内のすべてのボリューム・コピーを削除します。他のストレージ・プールにボリュームの同期化されたコピーが残っていない場合は、そのボリュームも削除されます。
このコマンドは、ストレージ・プールが除去された場合に、関連の MDisk グループ (ストレージ・プール) のスロットルを削除します。
要確認: 以下の場合、このコマンドは失敗します。
- ボリューム保護が (chsystem コマンドを使用して) 有効にされている。
- 除去される MDisk が、定義されたボリューム保護期間内に入出力を受け取ったいずれかのボリュームにマップされている。
要確認: このコマンドは一部が非同期で完了します。
コマンドが完了する前に、すべてのボリューム、ホスト・マッピング、およびコピー・サービス関係が削除されます。その後、ストレージ・プールの削除が非同期で完了します。
詳しく説明すると、-force パラメーターを指定し、ボリュームがまだこのストレージ・プール内のエクステントを使用している場合、次のアクションが開始 (または、実行) されます。
- そのディスクとホスト・オブジェクト間のマッピングおよび関連のコピー・サービス関係が削除されます。
- ボリュームが FlashCopy® マッピングの一部である場合、そのマッピングは削除されます。注: マッピングが idle_or_copied 状態または stopped 状態にない場合、マッピングは強制的に停止されてから削除されます。マッピングを強制停止すると、システム内の他の FlashCopy マッピングも停止されることがあります。 詳しくは、stopfcmap コマンドの -forceパラメーターの説明を参照してください。
- ストレージ・プールへ、またはストレージ・プールからマイグレーション中のボリュームが削除されます。これにより、ボリュームが別のストレージ・プール内で使用していたエクステントが解放されます。
- ボリュームは、最初にキャッシュをフラッシュせずに削除されます。そのため、イメージ・モード MDisk の下にあるストレージ・コントローラー LUN は、削除前にイメージ・モード・ボリュームと同じデータを含んでいない場合があります。
- ストレージ・プール内に管理対象ディスクが存在する場合、すべてのディスクはストレージ・プールから削除されます。これらのディスクは、非管理対象状態に戻ります。
- ストレージ・プールが削除されます。
重要: -force パラメーターを使用して、システム内のすべてのストレージ・プールを削除すると、システムにノードを追加した後の処理状態に戻ります。 ボリュームに格納されているすべてのデータは失われ、回復することはできません。
呼び出し例
rmmdiskgrp -force Group3結果出力:
No feedback