Amazon S3 アカウントの設定の変更

クラウド・アカウントの設定を Amazon S3 アカウントに変更するには、管理 GUI またはコマンド・ライン・インターフェースのどちらかを使用できます。

クラウド・アカウントで設定が変更される場合、クラウドに保管されている任意のスナップショット・バージョンのボリュームが使用不可になります。クラウド・アカウントに関連した設定を変更する前に、クラウド・ストレージからのデータをリストアするか、クラウド・ストレージからクラウド・スナップショットを削除していることを確認してから、処理を続行してください。クラウド・アカウントに対する変更が完了した後、ボリューム・データの新しいクラウド・スナップショットを作成できます。クラウド・アカウントで特定の設定の更新が必要な状況があります。例えば、クラウド・サービス・プロバイダーが資格情報を更新する場合、システムでクラウド・アカウント情報の変更が必要です。一部の設定では、システムはあらゆる更新を禁止します。

Amazon S3 を使用するクラウド・アカウントの場合、次の設定を変更できません。
地域
このアカウントに関連付けるユーザー名を入力します。ユーザー名は、クラウド・サービス・プロバイダーによって保管されているコンテンツにアクセス可能なクライアントを識別するために使用されます。
バケット接頭部
どのストレージ・オブジェクトがシステムに関連付けられているかを識別するために、バケットの名前に追加される短ストリングを入力します。また、同じクラウド・アカウントを使用してボリューム・データのスナップショットを保管する複数のシステムを識別するのにも、接頭部を使用できます。バケットは、特定のクライアントに関連付けられているオブジェクトを保持するために Amazon S3 が作成するコンテナーです。
暗号化
システムで暗号化が構成されている場合、この値は事前に選択されています。システムで暗号化が有効になっていない場合、このオプションは使用できません。

管理 GUI を使用する場合

Amazon S3 クラウド・アカウントの設定を変更するには、以下の手順を実行します。

  1. 管理 GUI で、「設定」 > 「システム」 > 「透過クラウド階層化 (Transparent Cloud Tiering)」を選択します。
  2. 「透過クラウド階層化 (Transparent Cloud Tiering)」ページで、クラウド・アカウントの状態がオンラインであることを確認します。クラウド・アカウントがオンラインでない場合、クラウド・サービス・プロバイダーとの接続が使用不可です。「モニター」 > 「イベント」を選択して、問題の原因を調べてください。接続の問題を判別するには、クラウド・サービス・プロバイダーへのアクセスが必要な場合があります。
  3. 「アカウント情報 (Account information)」を展開して、アカウントに関連した設定を表示します。次の設定を更新できます。
    アクセス・キー ID
    クラウド・サービスに対して認証するのにシステムが使用する資格情報の新しいパブリック部分を入力します。アクセス・キー ID は、実質的にはユーザー名です。
    秘密アクセス・キー

    クラウド・サービスに対してシステムを認証するのにシステムが使用する資格情報の新しいプライベート部分を入力します。秘密アクセス・キーを更新するには、「編集」をクリックしてください。

  4. 「保存」をクリックします。
  5. 「強制変更」ページで、「強制」をクリックして変更内容を受け入れるか、「キャンセル」をクリックして変更内容を破棄し、元の設定を保持します。

コマンド・ライン・インターフェースの使用

クラウド・アカウントのアクセス・キー ID と秘密アクセス・キーを変更するには、次のコマンドを入力します。
chcloudaccountawss3 -accesskeyid access_key_id -secretaccesskey secret_access_key cloud_account_id_or_name
ここで、access_key_id はパブリック・アクセス・キー ID、secret_access_key はアクセス・キーのプライベート部分です。cloud_account_id_or_name 変数は、クラウド・アカウントの名前またはシステム割り当て ID のどちらかです。
カスタム証明書を削除し、クラウド・アカウントにデフォルトの証明書を使用する場合は、次のコマンドを入力してください。
chcloudaccountawss3 -nocertificate cloud_account_id_or_name
ここで、cloud_account_id_or_name 変数は、クラウド・アカウントの名前またはシステム割り当て ID のどちらかです。-nocertificate パラメーターはカスタム証明書を削除し、デフォルトの証明書が使用されます。