サポート・アシスタンス

サポート・アシスタンスにより、サポート担当員がシステムにアクセスし、トラブルシューティング・タスクおよび保守タスクを実行できるようになります。 ローカル・サポート・アシスタンス (サポート担当員がサイトを訪問してシステムの問題を修正する) あるいはローカルおよびリモート・サポート・アシスタンスを構成することができます。リモート・サポート・アシスタンスにより、サポート担当員はサポート・センターからリモートでシステムにアクセスできるようになります。 ローカルおよびリモートのどちらのサポート・アシスタンスも、セキュア接続を使用してサポート・センターとシステムの間のデータ交換を保護します。サポート・アシスタンスを使用して実行されたアクションはすべて、監査のために記録されます。リモート・サポート・アシスタンスを有効にする前に、ローカル・サポート・アシスタンスを構成しておく必要があります。

ローカル・サポート・アシスタンス

オンサイト・サポートのみを必要とする制約事項がある場合は、ローカル・サポート・アシスタンスを使用します。他の認証方式とは異なり、ローカル・アシスタンスが構成されている場合、サポート担当員がシステムに対して実施するすべてのアクションを監査することができます。サポート担当員は、コンソールを使用して、あるいはイントラネット経由でシステムにログオンすることができます。 これらのユーザーは、チャレンジ応答メカニズムによってのみ認証することができます。サポート担当員は、仮想プライベート・ネットワーク (VPN) 経由で、あるいはサポート・センターにいる他のサポート担当員または管理者との電話により、チャレンジ応答アクセスを取得します。
注: リモート・サポート・アシスタンスを有効にしたい場合、ローカル・サポート・アシスタンスを構成する必要があります。

リモート・サポート・アシスタンス

リモート・サポート・アシスタンスを使用すると、サポート担当員は、サポート・センターからのセキュア接続経由でシステムにリモートからアクセスすることもできます。 ただし、システムとサポートの間のリモート・サポート・アシスタンスを有効にする前に、最初に、ローカル・サポート・アシスタンスを構成する必要があります。 コール・ホームが構成されており、有効な E メール・サーバーが指定されていることを確認する必要があります。 コール・ホームを構成すると、システムでクリティカル・エラーが発生した場合に自動的にサポートへの連絡が行われます。コール・ホームは、問題が解決するまで問題を追跡する問題管理レポート (PMR) 番号などの情報をシステムに伝える戻り E メールを送信します。

システムの初期化中に、オプションでサービス IP アドレスおよびリモート・サポート・アシスタンスをセットアップすることができます。サービス IP アドレスを構成していない場合、「設定」 > 「ネットワーク」 > 「サービス IP」に進み、システム上の各ノードのサービス IP を構成します。オプションで、ファイアウォールを使用して内部ネットワークを保護する場合は、プロキシー・サーバーを構成する必要があります。

接続エラーを回避するために、ポート 22 と 443 は、サービス IP アドレスのリモート・サポート・アシスタンスをサポートするように構成する必要があります。

リモート・サポート・アシスタンスを有効にすると、システムによって共有トークンも生成され、サポート・センターに送信されます。システムでサポート・サービスが必要な場合、サポート担当者は、チャレンジ応答メカニズムのあるシステムに対して認証できます。システム上でリモート・サポート・アシスタンスを有効にするには、chsra コマンドを使用します。サポート担当者が応答コードを取得した後、入力してシステムにアクセスできるようになります。サービス担当員が正しい応答コードの入力を試行できる回数は 3 回です。3 回失敗すると、システムは新しいランダム・チャレンジを生成するので、サポート担当者は新しい応答コードを取得しなければなりません。

サポートの役割

ローカル・サポート・アシスタンスを有効にすると、サポート担当員に Monitor 役割または Restricted Administrator 役割が割り当てられます。Monitor 役割は、ログおよびエラーを表示、収集、およびモニターして、システム上の問題に対する解決策を判別することができます。Restricted Administrator の役割では、システム上の問題の解決を支援するために、サポート担当者に管理者タスクへのアクセス権限を付与します。 ただし、この役割は、これらのユーザーがボリュームやプールの削除、ホストのマップ解除、あるいはユーザーの作成、削除、変更を行うことを制限します。役割は、割り当てられたユーザーがシステム上で特定のタスクにアクセスすることを制限します。 サービス役割を持つユーザーは、システム上の日時の設定、ダンプ・ファイルの削除、ノードの追加と削除、サービスの適用、およびシステムのシャットダウンを実行できます。 このユーザーは、オブジェクトおよびシステム構成設定を表示することもできますが、システムまたはそのリソースの構成、変更、および管理を行うことはできません。 また、ユーザー・データを読み取ることもできません。

パッケージのアップロード

サービス担当員には、問題を解決するために、事前に特定のサポート情報を分析する必要がある場合があります。 自動または手動で新規サポート・パッケージをサポート・センターにアップロードし、システム上のエラーの分析および解決に役立てることができます。新規のサポート・パッケージを生成してサポート・センターにアップロードすることも、特定の時刻の特定のログを選択することもできます。