iSER イニシエーターとしてのホスト・サーバーのセットアップ

システムで iSER イニシエーターとして使用するホスト・サーバーをセットアップするには、以下の手順を実行します。具体的な手順は、使用される特定のホスト・タイプとオペレーティング・システムによって異なります。

ホストを構成するには、最初に、ソフトウェア・ベースの iSER イニシエーター (Linux ソフトウェア iSER イニシエーターなど) を選択します。

管理 GUI とコマンド・ライン・インターフェースのどちらを使用しても、ホスト・サーバーをセットアップすることができます。システムを利用する iSER ソフトウェア・ベース・イニシエーターとして使用するようにホスト・サーバーをセットアップするには、以下の手順を実行します。

管理 GUI の使用

  1. システムを iSER 用にセットアップするには、以下の手順を実行します。
    1. 管理 GUI で、「設定」 > 「ネットワーク」 > 「イーサネット・ポート」を選択します。
    2. 入出力グループを展開し、変更したいノードを右クリックして、「IP 設定の変更」を選択します。
    3. 「IP 設定の変更」ページで、ノードの IP アドレスを入力します。IPv4 アドレスと IPv6 アドレスのどちらでも選択できます。「変更」をクリックする。
    4. ノードの構成とシステムのイーサネット・ポートが正しく構成されていることを確認します。「イーサネット・ポート」ページには、変更されたすべてのノードが構成済みとして表示され、「ホスト接続」「はい」に設定されています。
    5. ホスト・サーバーを確認し、iSER イニシエーター名を決定します。ホストを作成するために、「ホスト」 > 「ホスト」を選択し、「ホストの追加」を選択します。「iSCSI または iSER ホスト」を選択し、iSER イニシエーター名をホスト IQN のフィールドに入力します。ホストに関する追加の詳細を入力して、「ホストの追加」をクリックします。
    6. ボリュームを作成するために、「ボリューム」 > 「ボリューム」を選択し、「ボリュームの作成」を選択します。作成したいボリュームのタイプを選択し、プール、サイズ、およびその他のボリュームに関する詳細を選択します。「作成およびホストへのマップ」をクリックします。
    7. ボリュームを作成した後、「続行」をクリックして、ホストをボリュームにマップします。作成するホストを選択し、「ボリュームのマップ」をクリックします。
  2. ホスト・サーバーをセットアップするには、以下の手順を実行します。
    1. サーバー上に IP インターフェースが構成されていることを確認します。
    2. iSER ソフトウェア・ベース・イニシエーターのソフトウェアをサーバーにインストールします。
    3. ホスト・サーバーで、ステップ 2.d に進む前に、ポートマッパー・サービスを停止します。
    4. ホスト・サーバーで iSER 用の構成メソッドを実行して、ホスト・サーバーの iSER イニシエーターがシステムにログインし、ボリュームをディスカバーするようにします。次に、ホストは、ボリューム用のホスト・デバイスを作成します。
  3. ホスト・デバイスが作成された後、ホスト・アプリケーションでそれらのホスト・デバイスを使用できます。

CLI の使用

  1. システムを iSER 用にセットアップするには、以下の手順を実行します。
    1. iSER ホスト接続の接続性を使用したい入出力グループと同じグループに属しているノード上のイーサネット・ポートについて、IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレスのセットを選択します。
    2. cfgportip コマンドを使用して、システム内の各ノードでノード・イーサネット・ポートを構成します。
    3. lsportip コマンドの出力を調べて、ノードおよびシステム・イーサネット・ポートが正しく構成されていることを確認します。
    4. mkvdisk コマンドを使用して、システムでボリュームを作成します。
    5. mkhost コマンドを使用して、ボリュームがマップされる iSER サーバー・イニシエーターを記述する、システム上のホスト・オブジェクトを作成します。
    6. mkvdiskhostmap コマンドを使用して、ボリュームを、システムの新しい iSER ホスト・オブジェクトにマップします。
  2. ホスト・サーバーをセットアップするには、以下の手順を実行します。
    1. サーバー上に IP インターフェースが構成されていることを確認します。
    2. iSER ソフトウェア・ベース・イニシエーターのソフトウェアをサーバーにインストールします。
    3. ホスト・サーバーで iSER 用の構成メソッドを実行して、ホスト・サーバーの iSER イニシエーターがシステムにログインし、ボリュームをディスカバーするようにします。次に、ホストは、ボリューム用のホスト・デバイスを作成します。
  3. ホスト・デバイスが作成された後、ホスト・アプリケーションでそれらのホスト・デバイスを使用できます。

次のタスク

以下の考慮事項に注意してください。
  • ホスト・イニシエーターとシステムのイーサネット・ポートとの間の各接続には、IPv4 と IPv6 (サポートされている場合) のいずれも使用できます。システムのイーサネット・ポートに対しては、同じイニシエーターで IPv4 と IPv6 の両方をコンカレント使用することはサポートされません。
  • イーサネット・ポートの 1 および 2 は、それぞれ、システム IP アドレス用に構成することができます。各システム・イーサネット・ポートに異なるシステム IP アドレスを割り当てて、冗長イーサネット・ネットワークを使用する構成にすることができます。イーサネット・ポートの 1 および 2 は iSER をサポートしません。
  • クラスター化システムのイーサネット・ポートに関連付けられたすべてのサービス IP アドレスおよび構成 IP アドレスは、すべてのノードで同じサブネット上に存在する必要があります。 各ポートを固有のサブネットに置くことができます。 ただし、フェイルオーバーが正しく機能するように、すべてのノードで同じポート索引 (例えば、port3) が同じサブネット (例えば、192.168.1.x (x はノードによって異なります) になければなりません。
  • システム側のホスト・オブジェクトが iSER ホスト用に作成または再作成される場合、そのホストから既存のすべてのセッションをログアウトしてから、再度ログインする必要があります。
  • 各 iSER ホスト・オブジェクトから最大 4 つの iSER セッションを作成できます。