5U 拡張エンクロージャー内の障害のある 2 次拡張機構モジュールを交換することができます。他の保守タスクを実行するために一時的に取り外した 2 次拡張機構モジュールを取り付ける必要がある場合もあります。
始める前に
危険
危険な電圧が存在します。存在する電圧は、重傷や死亡の原因となり得る感電を引き起こします。(L004)
危険
危険なエネルギーが存在します。危険なエネルギーを持つ電圧は、金属とショートすると加熱が生じる場合があり、金属が飛び散ったり、火傷したりする結果となる場合があります。(L005)
注意:
- 電源がオンになっているエンクロージャー (FRU P/N 01LJ112) から 2 次拡張機構モジュールの取り外しや取り替えを行うことができるのは、IBM サービス・サポート担当者 (SSR) のみです。01LJ112 エンクロージャーの電源がオンになっている場合は、メイン・ボード上のコネクターに触れないよう、注意してください。
- エンクロージャーの FRU 部品番号が 01LJ607 の場合は、エンクロージャーの電源がオンのときに 2 次拡張機能モジュールを取り外したり、取り替えたりすることができます。
重要:
- 2 次拡張機構モジュールの交換は、拡張エンクロージャーの電源をオフにせずに実行できます。ただし、動作温度を維持するために、作動可能なエンクロージャーからカバーを 15 分より長く取り外したままにしないでください。エンクロージャーを通る通気量が少なくなると、エンクロージャーまたはそのコンポーネントは、オーバーヒートから保護するためにシャットダウンする場合があります。
- 交換用 2 次拡張機構モジュールの FRU P/N が、取り付けようとするエンクロージャーに適切なものであることを確認します。詳しくは、交換可能ユニット: 5U 拡張エンクロージャーを参照してください。
このタスクについて
5U 拡張エンクロージャーには、図 1 に示すように、2 次拡張機構モジュールが 2 つ含まれています。この図で、 A は 2 次拡張機構モジュール 1 を、 B は 2 次拡張機構モジュール 2 を、 C はエンクロージャーの前面を示しています。
2 次拡張機構モジュールは、拡張キャニスターとドライブ間を SAS 接続します。各ドライブには、2 つの SAS ポートがあります。各ドライブの SAS ポート 1 は、2 次拡張機構モジュール 2 を介して拡張キャニスター 1 に接続します。各ドライブの SAS ポート 2 は、2 次拡張機構モジュール 1 を介して拡張キャニスター 2 に接続します。2 次拡張機構モジュール 2 が欠落しているか、障害がある場合、拡張キャニスターが通信できるのは、各ドライブの SAS ポート 2 のみです。同様に、2 次拡張機構モジュール 1 が欠落しているか、障害がある場合、拡張キャニスターが通信できるのは、各ドライブ上の SAS ポート 1 のみです。
図 1. 2 次拡張機構モジュールの位置
この作業は、以下の条件が満たされていることを前提としています。
手順
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拡張エンクロージャーをスライドさせてラックから取り出します (ラックからの拡張エンクロージャーの取り外しを参照)。
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取り替える 2 次拡張機構モジュールを識別します。図 2 は、2 次拡張機構モジュールの上部にある LED を示しています。
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図 3 に示すように、新しい 2 次拡張機構モジュールの両方のハンドルを開いた位置まで回転させます。
図 3. 2 次拡張機構モジュールのハンドルを開く
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図 4 に示すように、エンクロージャーのガイド・スロット内で 2 次拡張機構モジュールの端を注意深く位置合わせします。
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2 次拡張機構モジュールを押し下げて、エンクロージャー内の所定の位置に入れます。
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2 次拡張機構モジュールのハンドルを閉じた位置まで回転させ、エンクロージャーにロックします。
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必要に応じて、ステップ 3 からステップ 6 までを繰り返して、もう一方の 2 次拡張機構モジュールを交換します。
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上部カバーの取り付けまたは再取り付けの説明に従って、上部カバーを再取り付けします。
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必要に応じて、5U 拡張エンクロージャーの電源オン:の説明に従って、電源ケーブルを拡張エンクロージャーに再接続します。
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2 次拡張機構モジュールの上部にある LED を調べて、モジュールに電力を受け取っていることを確認します。