shrinkvdisksize

shrinkvdisksize コマンドは、ボリュームのサイズを指定された容量だけ縮小するために使用します。

構文

構文図を読む構文図をスキップする shrinkvdisksize -sizesize_change-rsizesize_change-copyid-unitbkbmbgbtbpbvdisk_namevdisk_id

パラメーター

-size size_change
(オプション) 指定されたボリュームのサイズ縮小 (サイズの変更) を指定します。 -size パラメーターは、-rsize パラメーターと一緒に使用することはできません。-size または -rsize のいずれかを指定する必要があります。
重要: このパラメーターでは、ボリュームのサイズ (指定した仮想サイズ容量) を縮小します。
要確認: データ削減プール内のシン・プロビジョニング・ボリューム・コピーまたは圧縮ボリューム・コピーのサイズ変更には -size を使用できません。
-rsize size_change
(オプション) シン・プロビジョニング・ボリュームの実サイズを指定された量だけ減らします。これは、縮小の結果としてサイズが変更されることを示します。整数を使用して size_change 値を指定します。size_change 整数の単位は、-unit パラメーターを使用して指定します。デフォルトは MB です。 -rsize または -size のいずれかを指定する必要があります。
要確認: データ削減プール内のシン・プロビジョニング・ボリューム・コピーまたは圧縮ボリューム・コピーのサイズ変更には -rsize を使用できません。
-copy id
(オプション) 実容量を変更する対象のコピーを指定します。-rsize パラメーターも指定する必要があります。 -copy パラメーターが指定されない場合、ボリュームのすべてのコピーで削減が行われます。 ボリュームがミラーリングされており、シン・プロビジョニング・コピーが 1 つしかない場合は、このパラメーターが必要です。
-unit b | kb | mb | gb | tb | pb
(オプション) -size パラメーターで指定された値と一緒に使用するデータ単位を指定します。
vdisk_name | vdisk_id
(必須) 変更するボリュームを ID または名前で指定します。

説明

shrinkvdisksize コマンドは、特定のボリュームに割り振られている容量を、指定された量だけ減らします。シン・プロビジョニング・ボリュームの実サイズをその使用済みサイズより小さく縮小することはできません。すべての容量は、変更を含めて、512 バイトの倍数でなければなりません。一部だけしか使用されていない場合でも、エクステント全体が予約済みになります。デフォルトの容量単位は MB です。ボリュームが高速フォーマット設定を行っている場合は、shrinkvdisksize を使用できません。

このコマンドを使用して、特定のボリュームに割り振られている使用可能容量を指定した量だけ縮小することができます。また、このコマンドを使用して、シン・プロビジョニング・ボリュームのプロビジョンされた容量を、そのボリュームに割り当てられた使用可能容量を変更せずに縮小することもできます。非シン・プロビジョニング・ディスクの容量を変更するには、-size パラメーターを使用します。 シン・プロビジョニング・ディスクの実容量を変更するには、-rsize パラメーターを使用します。シン・プロビジョニング・ディスクのプロビジョンされた容量を変更するには、-size パラメーターを使用します。

ボリュームは、必要に応じて、サイズを小さくすることができます。

シン・プロビジョニング・ボリュームの仮想サイズを変更すると、それに合わせて警告しきい値が自動的に増減されます。新しいしきい値はパーセンテージで保管されます。

ミラーリングされたボリュームで shrinkvdisksize コマンドを実行するには、ボリュームのすべてのコピーが同期化されていなければなりません。

重要: ボリュームに使用中のデータが入っている場合は、最初にデータをバックアップすることなくボリュームを縮小してはなりません。

システムは、ボリュームの最後に割り振られているエクステントを削除することによって容量を減らします。 ホストにプロビジョンされた容量をホストが使用する方法を制御できないため、未使用スペースがすべてボリュームの最後にあることは想定できません。

要確認: ボリュームを縮小する前に、そのボリュームがどのホスト・オブジェクトにもマップされていないことを確認してください。

lsvdisk -bytes vdiskname コマンドを発行すると、ソースまたはマスターのボリュームの容量を正確に確認できます。 shrinkvdisksize -size size_change-unit b | kb | mb | gb | tb | pb vdisk_name | vdisk_id コマンドを発行することにより、ボリュームを必要な量だけ縮小してください。

要確認:
  1. イメージ・モード・ボリュームのサイズを変更 (縮小) することはできません。
  2. ボリュームにデータが含まれている場合は、ディスクをサイズ変更 (縮小) することはできません。
  3. ファイル・システムの一部であるボリュームをサイズ変更 (縮小) することはできません。
  4. ボリュームがフォーマット中である場合、そのボリュームをサイズ変更 (縮小) することはできません。
  5. マイグレーション中のボリュームをサイズ変更 (縮小) することはできません。
  6. ボリューム上でクラウド・スナップショットが有効に設定されている場合、そのボリュームのサイズ変更 (縮小) はできません。

このコマンドは、メトロ・ミラー関係およびグローバル・ミラー関係のボリュームが consistent_synchronized 状態になっていて、シン・プロビジョニング・コピーまたは圧縮コピーを使用している場合に、それらのボリュームに対してサポートされます。

このコマンドは以下のボリュームに対してはサポートされません。
  • cycling モードで作動中の HyperSwap® 関係またはグローバル・ミラー関係のボリューム。
  • 変更ボリュームが構成されている関係に含まれるボリューム。
  • 少なくとも 1 つの標準プロビジョニング・ コピーを持つミラーリング・ボリューム
システムの完全な操作を維持するためには、関係内の両方のボリュームを縮小する必要があります。このタスクを実行するには、以下のようにします。
  1. 2 次ボリュームを必要な量だけ縮小する。
  2. 1 次ボリュームを必要な量だけ縮小する。

データ削減ストレージ・プール内のシン・ボリュームあるいは圧縮ボリュームの場合、(-size パラメーターを使用して指定された) 仮想サイズを縮小することはできません。ただし例外として、ボリュームの拡張後であっても、拡張したスペースにまだ書き込みが行われていない場合は縮小が許可されます。

vdisk1 の容量を 2 KB 減らすための呼び出し例

shrinkvdisksize -size 2048 -unit b vdisk1

結果出力:

No feedback

vdisk2 の容量を 100 MB 減らすための呼び出し例

shrinkvdisksize -size 100 -unit mb vdisk2

結果出力:

No feedback

シン・プロビジョニング vdisk3プロビジョンされた容量を変更せずに、その実容量を 100 MB 減らすための呼び出し例

shrinkvdisksize -rsize 100 -unit mb vdisk3

結果出力:

No feedback

ミラーリングされたボリューム vdisk3 のシン・プロビジョニング VDisk コピー ID 1 の実容量を 100 MB 減らすための呼び出し例

shrinkvdisksize -rsize 100 -unit mb -copy 1 vdisk4

結果出力:

No feedback

シン・プロビジョニング vdisk5 の実容量を変更せずに、そのプロビジョンされた容量を 1 GB 減らすための呼び出し例

shrinkvdisksize -size 1 -unit gb vdisk5

結果出力:

No feedback